電波の届く範囲なら、どこからでもネットアクセスできます
複数のパソコン間でデータや周辺機器の共有ができるLANのメリットはそのままに、LANの電波が届く範囲なら屋内に限らず、庭やベランダなどどこからでもネットワークにアクセスできるのが無線LANの何よりの魅力。例えば書斎に置いたデスクトップパソコンに入っている重い動画データだって、フロッピーやMO、ZIPなどのメディアを介さずに、ベッドで寝ころんだままモバイルパソコンに取り込むことができるのです。もちろん、ルータのセットアップをしていればインターネットに同時接続できるのも有線LANと同じ。超軽量モバイルのPC-MT1／PC-SX1なら、まるでノートを持ち歩くように手軽に、ワールドワイドにアクセスできる情報ボックスを持ち歩けるのです。

ケーブルの配線を気にしなくていいからレイアウト変更も簡単！
1階から2階へ、壁を超えて隣の部屋へ、ロフトの寝室へ・・・。これから住宅を建てるならまだしも、既に住んでいる家でケーブルをめぐらせるのは美観を損ねるし、時には壁に穴をあけないといけない・・・なんて、物理的な無理も生じます。ところが無線LANは電波でネットアクセスするため、アクセス・ポイントからの電波が届く範囲ならLANケーブルの配線を気にする必要はありません。さらに、部屋のレイアウトを変更したい時なども、ケーブルの収容場所を気にせずフレキシブルに対応できます。

移動中もネットアクセスOKだから、モバイルPCの長所を活かせます
インターネットやLANにアクセスしたまま、PC-MT1やPC-SX1を持ち歩けるのも無線LANの大きな特長。例えば自分の部屋でインターネットアクセスして家族の好きそうなホームページを見つけた場合、これまでだったらURLをブックマークしておいて、家族の居る場所へ移動してまたネット接続してやっと見せられる・・・と面倒でした。無線LANなら歩いている間もネット接続されているから、家やオフィス内を歩きながらだって、インターネット閲覧の続きができます。

LAN接続ポートの場所や数を気にせず、手軽にネット接続！
プロバイダー契約や通信回線は1つのまま、複数台のパソコンから同時にインターネットを楽しめるのがLANの魅力。さらに有線LANはハブやルータのポート数だけしかパソコン台数を増やせず、新たにつなぐにはポート・PC間の距離や場所も気にしなくてはなりません。その点、無線LANは無線LANカードをそれぞれのPCに挿入するだけで簡単にネットワーク接続できます。もちろん1本の通信回線を分けて使用するわけですから、物理的に台数の制限はあるものの、一般的な家庭内LANやSOHO LANの規模でしたら、大抵は問題ありません。最近ではその自由度を利用して、接続パソコンの台数の変化が激しいビジネスショールーム、スクール、レンタル会議室などにも次々と導入されてきています。

USB接続カメラ（別売）をつなげれば簡単テレビ電話に！
PC-MT1やPC-SX1に別売のUSB接続カメラをつなげれば、モバイルのテレビ電話感覚も楽しめます。同じネットワークに接続している別の部屋の家族や仕事仲間と、画像や音声、もちろん文字でも、リアルタイムな会話を楽しむことができます。