ハイポジションリビングファン:手足が冷えすぎない風のヒミツは、蝶の羽ばたき?

テクノロジー:アサギマダラ蝶とアゲハ蝶の羽根を応用した ハイブリッド・ファンブレード

風量約16%アップ(当社比)
開発の背景

アサギマダラ蝶の羽根の形状を応用し、7枚羽根でも14枚羽根相当のなめらかな風を実現したリビングファン。 “あたり疲れしない”とお客さまにも好評だったが、新製品のニーズで新たに出てきた課題が「リビングで家族みんながより快適に使えるよう、風があたる範囲を広げて欲しい」というもの。アサギマダラ蝶だけではこの課題をクリアするのは難しい。 「さて、次はどんな生物をお手本にしようか…。」開発担当者が目を付けたのは、日本人なら誰もが見たことのあるアゲハ蝶だった。

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  • 最大風量比較(PJ-F3DG:58m³/分、従来機:PJ-E3DG:50m³/分)。

応用パーツ:ネイチャーテクノロジーの採用でパーツはここまで変わりました

従来扇風機ファン

従来扇風機ファン

従来の扇風機で採用していたファンは5枚羽根。この枚数を多くするとなめらかな風になるが、消費電力も多くなる。

第一世代 | アサギマダラ蝶の羽根応用 扇風機ファン

ネイチャーウィング

アサギマダラ蝶の、羽根の "くびれ" と羽ばたく時の "うねり" を応用した独特の形状となっている。7枚羽根を採用。

第二世代 | アサギマダラ蝶とアゲハ蝶の羽根応用 扇風機ファン

ハイブリッド・ネイチャーウィング

アゲハ蝶の羽根の形状で最も特徴的な尾状の突起。この突起を新しいファンにも応用した。

効果1:7枚羽根でも、21枚羽根相当のなめらかな風を実現

従来ファンブレード

羽根が回り始めると、アサギマダラ蝶を模倣した羽根のくびれとアゲハ蝶を模倣した尾状突起で三重の軌跡を描き、前で7枚・真ん中で7枚・後ろで7枚の合計21枚羽根相当のなめらかな風を生み出すことに成功した。 また、アゲハ蝶の尾状突起は角度を変えることで風の広がりが制御しやすく、約16%の風量をアップすることにも成功している。

ハイポジション・リビングファン紹介動画

効果2:ムラを生じない、快適性の高い風を実現

従来の風

従来の扇風機は風の速さにバラツキがあり、ムラになって人にあたる。特定の箇所に強い風があたりつづけると、血液の流れが悪くなって手先や足先が冷えすぎてしまう。

グラフ
ネイチャーテクノロジーの風

自然の風はムラがなく、強い風があたったとしても不快な感じはしない。ネイチャーテクノロジーの風もムラが少なく、ちょうどいい速さの風を連続的に送ってくれる。これにより、長時間風に当たっていても疲れが少なく手足の冷え過ぎも抑えられている。

グラフ
  • 最大風量比較(PJ-F3DG:58m³/分、従来機:PJ-E3DG:50m³/分)
お手本にした動物の、ココがすごい!
海を渡り数千キロも旅をする、アサギマダラ蝶

アサギマダラ蝶を有名にしたのは、その渡りのすごさです。春から夏にかけては本州等の涼しい高原地帯を繁殖地とし、秋、気温の低下と共に南方へ移動を開始し、遠く九州や沖縄、さらに海を越えて2100キロも離れた台湾まで飛ぶことが確認されています。 小さく軽い体で長距離を飛べるのは、ものすごく効率よく飛んでいるから。速度は時速35キロで原付バイクを追い越す程。羽ばたきで移動するというよりは、くびれとうねりのある羽根で自らが作り出した風の渦に乗っかっるようにして、飛んでいるそうです。

季節によって長距離を移動する行動はまるで渡り鳥?
蝶といえばこの色合いを思い浮かべる人も多いのでは?
フワフワと舞うように飛びながら効率よく風をとらえている、アゲハ蝶

アサギマダラ蝶を見たことがなくても、アゲハ蝶を見たことがないという人は、いないのではないでしょうか?その生存能力は極めて高く、 南極大陸を除く全ての大陸に分布しています。特徴的な尾状突起の形状は凧の尻尾と同じ原理で、羽根に風があたってできる渦を上手に逃がす役割をしているそうです。 凧が尻尾なしではうまく揚がらないのと同じように、アゲハ蝶もあの尾状突起でバランスを取りながら、フワフワと柔らかに舞うように飛んでいるのです。

ネイチャーテクノロジー
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