report発表会レポート
2011年5月16日

高濃度プラズマクラスター※1でヒトの「ダニアレルゲン起因のアレルギー性鼻炎症状を緩和する効果」を実証

2011年5月16日、大阪で開催しました発表の模様をご紹介します。

当社は、株式会社 総合医科学研究所※2に試験を委託し、高濃度プラズマクラスター(イオン濃度25,000個/cm3)が通年性アレルギー性鼻炎の主な原因である浮遊ダニアレルゲン※3を大幅に分解・除去し、主症状である鼻づまりを顕著に緩和する効果があることを、ヒトにおいて実証しました。

当社は2009年に、大阪市立大学大学院 医学研究科 分子病態学教室と共同で、プラズマクラスターイオンの高濃度化が、浮遊ダニアレルゲンによるアレルギー反応(アレルゲンとIgE抗体※4との反応)を飛躍的に低減する効果があることを、マウスを使った試験ですでに実証しています。

今回の実証ではこれをさらに発展させ、ヒトのアレルギー症状を緩和する効果があることを確認しました。

会場の模様
会場の模様
健康・環境システム事業本部 プラズマクラスター機器事業部 副事業部長 苅田 英之
健康・環境システム事業本部 プラズマクラスター機器事業部 副事業部長 苅田 英之
健康・環境システム事業本部 プラズマクラスター機器事業部 第3技術部 部長 西川 和男
健康・環境システム事業本部 プラズマクラスター機器事業部 第3技術部 部長 西川 和男
プラズマクラスターの実証試験の紹介
プラズマクラスターの実証試験の紹介
プラズマクラスターのデバイスユニットの紹介
プラズマクラスターのデバイスユニットの紹介
  • ※1 プラズマクラスターおよびPlasmaclusterはシャープ株式会社の商標です。
  • ※2 医薬品・食品の開発のための臨床試験受託会社。
  • ※3 ダニの死骸や糞にふくまれているアレルギー反応を引き起こす原因物質。
  • ※4 アレルゲンと特異的に結合するタンパク質。

●本サイトに掲載している写真やイラストの一部はイメージです。