シャープは、約20年前から医療向モニターのデバイス開発に着手しておりますが、今や先端医療の現場には 欠かせなくなった「生体情報モニター」のデバイスは、シャープの主力製品です。医療現場は、昼夜問わず、忙 しいお医者様や看護師の方々が、正確かつ安全、迅速に治療できることが求められます。 ですから「生体情報モニター」は、コンパクトな外形サイズは勿論、複数の情報を同一画面で、どんな角度から も、瞬時に情報収集ができ、的確な医療を行うことができるものでなければなりません
そこで、画面サイズは同じでも額縁が狭くなる狭額縁タイプの液晶、同じインチサイズでも同一画面で多くの 情報が表示できる高精細な液晶(VGA/SVGA)、従来よりも高画質・高視野角・高速応答で、視認性が高い スーパーモバイルASV液晶を提案しました。 また医療機器は、ただ単に使い勝手が良いだけでは許されません。治療に影響を及ぼさない安全な機器で あることも求められます。 例えば、同じ液晶モジュールを提案するにしても、電圧が低く安全なLEDバックライト方式の液晶モジュール を提案する等、安全な医療を安心して行っていただけるための提案が欠かせません。
明るいアウトドアでも暗いインドアでも高い視認性を実現した「アドバンスト液晶」は、多くのモバイル機器で活躍。また、液晶分子を均一に並ばせる事で広視野角を実現したシャープ独自技術の「ASV液晶」は、液晶テレビAQUOSにも搭載しています。 「モバイルASV液晶」は、この「アドバンスト液晶」「ASV液晶」を融合した新たな液晶ディスプレイ。モバイル機器用途はもちろん、今後は中・大型への展開を図っていきます。
FAやSAの現場では耐衝撃性や耐熱性は大きな展開。コンパクトな液晶ディスプレイに対するニーズは大きいものの、振動や温度など厳しい使用環境をクリアすることが難しいとされてきました。 「ストロング液晶」は、さまざまな新規要素技術をベースに開発したTFT液晶モジュール。耐衝撃性や耐振動、温度変化への対応に優れているなど、製造業や流通業といったハードな環境において高い信頼性を発揮します。
結果、コンパクトなサイズでありながら情報量の多さ、視認性の向上が、医療現場における迅速かつ、正確な 情報収集の決め手となり、既にご導入いただいている病院では大変高いご評価をいただいております。 またシャープの顧客である医療機器メーカー様からも「製品の付加価値を高めることに繋がった」と大変喜ん でいただきました。 今後は、お医者様が持ち運びしやすい「在宅医療向モニター」や見た目と表示差が小さい「モニター」などの開 発にも積極的にチャレンジし、安全で人に優しい医療機器開発に役立つご提案をしてまいります。