<メモリー>

用 語 説 明
メモリースティック 小型・軽量のIC記録メディア。著作権保護技術「マジックゲート」を搭載した“マジックゲート メモリースティック(MGメモリースティック)”と、搭載していない一般の“メモリースティック”があります。“メモリースティック”対応のA/V機器で画像や音楽、音声データを記録したり、パソコンでデータを記録できます。一枚の“メモリースティック”に異なる種類のデータを混在して記録することも可能です。(使用する機器によって、使える機能や扱えるデータの種類は異なります。)
例えば、音楽データが入っている“MG メモリースティック”の空き部分に、画像を記録できる機器で画像データを記録することもできます。
マジックゲート
メモリースティック
(MG メモリースティック)
IC記録メディア“メモリースティック”に著作権保護技術「MagicGate」をを搭載したもの。音楽などの著作権保護が必要なデータは、“マジックゲート メモリースティック”と「マジックゲート」対応機器の組み合わせで記録や再生ができます。“マジックゲート メモリースティック”には、著作権保護が必要なデータだけでなく、その他の“メモリースティック”対応機器でデータを記録することも可能です。



<圧縮方式>

用 語 説 明
ATRAC3
(アトラック3)
「Adaptive Transform Acoustic Coding3」の略。高音質と高圧縮を両立させたオーディオ圧縮技術で、MD(ミニディスク)に採用されている圧縮方式に比べ、約2倍の圧縮性能を高音質で実現する技術です。音声データをCDの約1/10に 圧縮可能で、メディア容量の小型化が可能です。
MP3
(エムピー3)
「MPEG-1 Audio Layer3」の略で、ISO(国際標準化機構)のワーキンググループであるMPEGで定めた音声圧縮の規格です。音声データをCDの約1/10に圧縮できます。アルゴリズムが公開されているので、エンコーダ/デコーダはさまざまなものがあり、フリーウェアの出現でコンピュータの世界で広く普及しました。



<著作権保護技術>

用 語 説 明
MagicGate
(マジックゲート)
“マジックゲート メモリースティック”に記録するデータの暗号化と、“マジックゲート メモリースティック”対応機器の相互認証の2つの技術により著作権を保護する技術。デジタル音楽データの不正なコピーや再生を防ぎます。機器と“メモリースティック”の両方にマジックゲートが搭載されている場合のみ働きます。マジックゲート対応機器と“マジックゲート メモリースティック”の間で、お互いに「マジックゲートに対応しているか」を確認(認証)し、確認できた場合のみデータを“マジックゲート メモリースティック”へ記録できます。データは記録時に暗号化されます。記録されたデータを再生する時も同様に、“マジックゲート メモリースティック”と機器が相互に確認し、確認された場合のみ再生できます。
OpenMG
(オープン エムジー)
音楽配信サービスや音楽CDのコンテンツをパソコンに取り込んで管理するための著作権保護技術。パソコンにインストールしたOpenMG対応ソフトウェアで、音楽コンテンツをハードディスクに暗号化して記録し、そのパソコン上での音楽の再生を楽しむことができる一方、インターネットなどへの不正な配信を防止します。また、「マジックゲート」に対応しているので、「マジックゲート」搭載の端末として認証された機器及びメディアにコンテンツの記録が可能です。



<音楽の転送>

用 語 説 明
チェックイン/
チェックアウト
パソコン上でOpenMG対応ソフトウェアで管理している音楽データを、ポータブルプレーヤーに転送することを「チェックアウト」と言い、チェックアウトした音楽データを元のパソコンに戻す事を「チェックイン」と言います。(チェックアウトしたデータを他のパソコンにチェックインすることはできません。)一度チェックアウトしたデータをチェックインによりパソコンに戻した後、再びチェックアウトすることも可能です。特別に利用方法に関する条件が付加された音楽データを除き、SDMIの基本ルールでは音楽データは一回のコピーで4部まで作成可能なため、一部はパソコンの内部に保存され、残りの3部はポータブルプレーヤーへチェックアウトできます。

パソコンからメモリープレーヤーへの音楽の転送について

パソコンからメモリープレーヤーへ転送することを「チェックアウト」と呼びます。メモリープレーヤーからパソコンへ戻すことを「チェックイン」と呼びます。

パソコン   メモリースティック
プレーヤー


チェックイン/チェックアウトには以下の制限事項があります。
一つの音楽データのチェックアウト回数制限は3回までです。(一部の音楽データを除く)
3回チェックアウトした曲は、それ以上チェックアウトすることはできません。ただし、一度チェックアウトした曲を「チェックイン」によりパソコンに戻せば、再びチェックアウトすることができます。
チェックアウトした音楽データは、チェックアウト元のパソコンにのみチェックインできます。他のパソコンにコピーや転送をして再生することはできません。

各音楽データの持つ制限事項について
インターネットなどによる音楽配信サービスの普及により、高品質なデジタル音楽コンテンツが簡単に入手できるようになる一方で、不正な配布による著作権の侵害を防ぐため、音楽データ自体に記録や再生方法に制限が付加された状態で配信されるものがあります。
本機は、著作権者の意図に沿った記録や再生ができるように著作権保護技術を搭載しています。例えば、著作権者の意図により、期間限定でのみ再生できる音楽コンテンツの場合、有効期限外の音楽データは、本機では再生できません。



<その他>

用 語 説 明
ビットレート 一秒当りの、情報量を表す数字のことです。単位はbps(bit per second)。読み方は、「ビーピーエス」です。OpenMG Jukeboxでは、CDを録音またはMP3/WAVファイルをATRAC3に変換する際にこのビットレートを132kbps/105kbps/66kbpsから撰べます。例えば、105kbpsは一秒間に105000bitの情報を持っているということを表します。この数字が大きい程、音楽を再現するために多くの情報を持っているということになるため、同じ符号化方式(ATRAC3など)の比較では、一般的に66kbpsよりも105kbps、105kbpsよりも132kbpsの方が良い音で楽しめるということになります。(MP3等、他の符号化方式の音とは単純な比較はできません。)