第1回「スタートアップ」では、太陽光発電システムの導入を思いついてから、ご決断に至るまでのお話や、初回の設置相談の模様をご紹介します。「興味があるけど、不安が先に立ち、中々導入に踏み出せない」そんな方は、ぜひ参考になさってください。
まずは、屋根の上で作られた電気が電気機器にどのように送られるのかなど、太陽光発電の基本的な仕組みを、販売会社がていねいに説明。
電力の売買について、「余剰電力は商用系統側へ逆流してカウントされ、ひと月単位で電力会社が買い取ります。そのために売電用メーターを設置します」との話に、「え〜!太陽光は蓄電するものとばかり思ってました」とリボンさんご夫妻はびっくり。
さらに売った電気は周囲の他のお宅で使われることや、停電時にも自立運転用コンセントから電気が採れることなど、「初めて知ることがほとんど。直接聞いてみないとわからないことってやっぱり多いですね」。
実はリボンさんのお宅はオール電化。そうではないお宅と比べて経済的メリットがあるのかどうかが気になっていたそうです。
「関西電力さんの場合、オール電化だと“はぴeタイム”に加入されているとおもいます。その料金プランも後日、ご提示いたします」。
メンテナンスの必要性については、「雨や風がパネルの汚れをある程度掃除してくれますので、基本的には、定期的なメンテナンスは不要です」。気になることをひとつずつ解消していったリボンさんです。
施工責任者が現地調査にやってきました。最初に周囲の環境をチェック。「障害物はありませんし、日当たりはよく、太陽光発電には最高の条件です」とのお墨付き。次に屋根へ上がっての調査。
リボンさん宅の屋根は半分が切妻、半分が寄棟になっており、両方の屋根について、どの型のパネルをどう設置するのか2パターンの見積り・設計図を出すことになりました。
最後に室内へ入らせていただき、カラー電力モニタを設置する際の、配線ルートを確認するためお風呂の点検口と分電盤の位置を確認。現地調査・確認は40分ほどで終了しました。
:太陽光発電にはもともと興味をお持ちだったのですか?
リボンさん:ええ。自動車関係に勤めていて、電気自動車の情報がいろいろ入ってくることもあり、エコの観点からとても興味がありました。ただ、うちはオール電化ですし、生活する上でも経済的な部分でも、太陽光発電を設置するメリットがあるのかがよくわからず、導入に踏み切れずにいました。
:今回、導入を決められきっかけは?
リボンさん:実は、家を建ててから、ここは日当たりも良くて太陽光発電にぴったりと、何軒か業者さんが回ってこられて、「いけるのかな」、という気にはなっていたんですね。
:太陽光発電導入にあたって、期待されていることは何でしょう。
リボンさん:売る量が多くなれば言うことなしですが(笑)。やはり家族の節電意識が高まることでしょうか。モニタで一目で、今、どれくらい電気を使っているか、どの時間帯に多く使っているかがわかるとのことですので、今までそういうことに無頓着だった私や子どももかなり意識するようになると思います。自家菜園ではないですが、最低でも、自分のところで使う分の電気は自分のところで作るという自給自足が実現できれば、環境のためにも素晴らしいですよね。