SHARP
PixLab

対象製品 VL-Z7, VL-Z75, VL-Z5,
VR-KTD10(VL-DD10), VR-KTG10(VL-MG10),
VR-PKG41D, VR-PKU20(注)

Q:
SD-Video規格準拠機器用の動画ファイルへの変換方法。
手持ちの動画ファイルを、SD-Video 規格に準拠した機器で再生できる動画ファイルに変換するにはどうしたらよいですか?

A:
動画ファイルの変換は「MPG4コンバータ for SD-Video」で、SDメモリーカードへのコピーは ピクスラボブラウザの「クイックフォルダ」機能で、簡単にできます。

(注)
VR-PKU20同梱のピクスラボには、SD-Video規格に関連したこれらの機能は含まれませんが、こちらのアップデータを適用することで追加されます。

1.
準備
  1. SDメモリーカードには、そのSD-Video規格に準拠した機器で、動画の撮影を行っておいてください。
    それにより必要なフォルダ構造が作成されます。
  2. パソコンに市販のカードリーダーを接続するなどして、SDメモリーカードがリムーバブルメディアとして認識している状態にしてください。
    ここでは、E:ドライブとして認識されているものとしてます。
  3. 変換元の動画ファイルは、WMV、ASF、AVI、MPEG、MOVのファイル形式で、Windows Media® Player で再生できるものに限ります。
    ここでは、マイドキュメントに保存されている「sample.avi」というファイルを変換元ファイルとしています。
【ご注意】
上記のファイル形式であっても、画像によっては、正しく変換されない場合があります。
元ファイルの著作権については十分ご注意ください。
あなたが本ソフトで編集・加工したものや録画物および録音物は、個人で楽しむなどのほかは著作権法上、権利者に無断で使用できません。
詳細はオンラインヘルプの「著作権について」を参照ください。
2.
ピクスラボブラウザを起動します。
ピクスラボブラウザ
スタートメニューなどから、「PixLab Browser Ver4」を起動してください。
3.
変換元となるAVIファイルを探します。
デスクトップ展開
ツリーの「デスクトップ」の左側の[+]クリックすると、ツリーが展開されます。
マイドキュメント展開
「デスクトップ」」→「マイドキュメント」の順にクリックすると、マイドキュメントの中身が表示されます。

ここでは手順1で準備した「Sample」という名前のファイルがサムネイル(縮小画像)で表示されています。
4.
再生できるファイルか確認します。
「Sample」ファイルをダブルクリックしてください。

ピクスラボプレイヤー
「PixLab プレイヤー」が起動して、その動画の再生が始まります。
再生が終わったら、右上のクローズボックスをクリックし「PixLab プレイヤー」を終了してください。

ここで再生できないファイルの場合、この後の変換も正しく行えません。そのファイルを開くことのできる編集ツールで他の形式で再保存してみるなど、試してください。

ここから、動画ファイルの変換を行います。
5.
MPG4コンバータを起動します。
セレクタ起動
「Sample」ファイルをクリックして選択状態にし、ツールバーの「モバイル」ボタンをクリックしてください。
セレクタ
「MPG4変換セレクタ」が起動したら、「MPG4コンバータ for SD-Video」をクリックして「つぎへ」ボタンをクリックしてください。
コンバータ
「MPG4コンバータ for SD-Video」が起動します。
6.
モードとフレームレートを設定します。
モードの設定
まず、「1 モードの設定」の下にあるコンボボックスをクリックして選択してください。
モードの設定
続けて、「2 フレームレートの設定」の下にあるコンボボックスをクリックして選択してください。
設定
設定が終わりました。ここでは、「160×120:C-1」「高」を選択しました。
7.
変換を開始します。
開始ボタン
「開始」ボタンをクリックしてください。
名前を付けて保存ダイアログ
「名前を付けて保存」ダイアログが表示されますので、マイドキュメントの中で重複しないファイル名を入力してください。

ここでは、「sample2」と名前をつけています。
処理中ダイアログ
「保存」保存ボタンをクリックすると「処理中」ダイアログが表示され、変換が開始されます。

処理が終わると、「MPG4コンバータ for SD-Video」は自動的に終了します。

ここまでで、動画の変換が終わりました。
変換結果を確認して、SDメモリーカードにコピーします。
8.
ブラウザでの表示を確認します。
ブラウザ
さきほどマイドキュメントに保存したので、変換後のファイルが追加されています。
もし見当たらない場合には、キーボードの「F5」キーを押してみてください。
SD-Videoのマーク処理中ダイアログ
動画ファイルのサムネイルには、フィルムのようなマークがつきますが、SD-Videoに対応したファイルの場合には、右図のように、その中にC-1などのクラスが表示されます。
9.
コピー先のフォルダを探します。
ツリー
ピクスラボブラウザのツリーには、右図のように「動画001(E:)」というフォルダがあると思います。
このフォルダは SD-Video規格に対応したリムーバブルメディアを接続したときに表示されます。

もし見当たらない場合には、キーボードの「F5」キーを押してみてください。
クイックフォルダ内
そのフォルダをクリックすると、手順1の準備で撮影してあった動画ファイルがあることが確認できます。
10.
実際にコピーします。
再び、変換後のファイルのある「マイドキュメント」をクリックしてください。
「マイドキュメント」が開いたら、「sample2」のファイル(さきほど変換したファイル)の上にマウスカーソルを合わせ、マウスの右ボタンをクリックしてください。
コピー
メニューが表示されたら、「コピー」を選んでください。
続けて、手順9で確認した「動画001(E:)」フォルダをクリックしてください。
ファイルやアイコンのない場所でマウスの右ボタンをクリックしてください。
ペースト
メニューが表示されたら「貼り付け」を選んでください。
ファイル確認
これでファイルがSDメモリーカードにコピーされました。このときファイル名は、SD-Videoの規格に合わせて適正なファイル名(この例ではMOL002)に自動変換されています。

これで、コピーが完了しました。
ピクスラボブラウザを終了してから、SDメモリーカードを取り外してください。
お手持ちの SD-Video規格対応機器 にてコピーした動画ファイルが再生できるかを確認してみてください。

文書番号 Q2003040045
文書作成日 2003/04/26
文書更新日 2003/05/09

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