導入事例

多くの通行客で賑わう京都駅中央コンコース。
デジタルサイネージでさらなる空間価値向上へ。

京都駅中央コンコースは1週間あたり推計約107万人もの方が通行される京都の玄関口です。従来から広告効果が高い立地を活かし、中央改札を挟んだ左右の壁面上部と、その対面のエスカレーター側の壁面上部に電照看板を設置しており、クライアントから好評を博していました。2017年に京都駅ビルが20 周年を迎えたことをきっかけに、さらなる空間価値向上を検討し、これらの看板をデジタルサイネージ化する方針が決まりました。

広告を表示するため安定性を最も重視。
多数の運用実績に基づく信頼感が決め手。

クライアントとの契約に基づき広告表示を行うため、安定運用できるかどうかが機器選びの一番のポイントでした。特に今回は高所設置になるため、修理やメンテナンスが難しく、なおさら安定性を重視しました。その点、シャープ製のディスプレイは当社で多数の運用実績があり、その堅牢性・耐久性に最も信頼感がありました。一方、組み合わせでいろいろなサイズ・形状の大画面が構成できるマルチディスプレイ方式により、電照看板をはずした場所にぴったり収まる設置ができる点も評価しました。

4つの大型マルチディスプレイに囲まれる演出。
「京都プレミアムvision」として大好評。

中央コンコースのアトリウム空間を囲むように、70V型3×7面の21面マルチディスプレイと、60V型3×4面の12面マルチディスプレイを各2ヵ所、計4ヵ所に設置。「京都プレミアムvision」として運用していますが、4ヵ所で同時に流れる高精細な大画面映像はインパクト抜群です。複数クライアントの広告掲出に加え、京都の美しさを表現するコンテンツも制作して表示。四季折々の京都の美しい映像は観光客にも好評で、記念写真を撮られている方も多く、注目度が大幅に上がりました。広告媒体としての価値が高まり、増収にもつながっています。

JR西日本エリアの主要駅に設置しているデジタルサイネージのリニューアルも計画。

JR京都駅にはコンコースや改札口近辺に多数のディスプレイを設置していますが、「京都プレミアムvision」は従来の柱巻きサイネージとは異なる新しい空間演出効果が得られました。一方でJR西日本エリアの主要駅では2011～13年頃にかけてデジタルサイネージの設置を大規模に実施しており、その当時の機器を時代のニーズに即したものに順次リニューアルしていく計画です。