使いやすい豊富なアプリで学習効果を上げる教育現場での電子辞書 Brain活用事例

使いやすい豊富なアプリで学習効果を上げる教育現場での電子辞書 Brain活用事例

電子辞書Brainは、単に言葉の意味を調べるだけでなく、豊富なコンテンツやアプリ、音声機能などを搭載。 先生も授業に独自の工夫ができ、さまざまな学習シーンで活用しています。児童や生徒がイキイキと学習し、効果をあげている教育現場の事例をご紹介します。

使いやすい豊富なアプリで学習効果を上げる教育現場での電子辞書 Brain活用事例

電子辞書Brain 活用事例
大阪府立久米田高等学校様

大阪府立久米田高等学校様

大阪府 岸和田市
1978年開校

大阪府南部に広がる泉南地域の中心都市である岸和田市。大阪府立久米田高等学校は、古くから地域有数の進学校として親しまれ、「挨拶・礼節・親切」を掲げた久米田三則のもと、「地域の星」となる人材育成に力を注がれています。
また、障がいのある生徒と机を並べ、授業や行事、クラブなど多くの体験を通して「ともに学び、ともに育つ」ことを目指す、共生推進の学校としても知られています。

しっかりと使いこなせれば、
電子辞書は最強の英語学習ツール。

米津博志 先生

米津博志 先生

英語学習で最も大切なのは語彙を増やすこと

数年前に高校の学習指導要領が変わり、英語の授業はコミュニケーションを大切にしながらも、より文法を重視する内容へとシフトしています。しかしながら、英語学習で最も重要なのは、やはり“語彙力”です。
例えば、センター試験の長文読解。比較的容易な問題文とはいえ相当な長文のため、スピーディに読み進めるには語彙は不可欠、そもそも語彙力がないと読めません。経験上、前倒しで地道に英単語を暗記している学生は、模試でも力を発揮しています。

英文を読んで語彙を身につけ、文法も同時に強化

好きなことは覚えられるけど、嫌いなことは頭に入りません。そこで「英単語は好きな分野から覚えればいい」と指導しています。ただし、漠然と単語集を眺めていても、背景が曖昧だと忘れてしまいます。
定着を図るには、スペルと意味だけを暗記するのではなく、英文の中で実際にどう使われているのかまで意識することが大切です。こうすれば動詞の活用や分詞、品詞の知識も増え、英語学習の両輪となる語彙と文法を同時に高めることができます。

多彩な英文に触れることができる『例文検索』

Brainでぜひ活用して欲しいのが、調べたい単語が含まれた例文だけを絞り込める『例文検索』という機能です。
英和辞典や英英辞典など収録辞書をワンタッチで切り換えて、辞書によって個性が異なる様々な例文を手軽に見比べることができます。例文が少ないと限られた知識しか得られませんが、多彩な例文に触れることで単語の活用例も豊富にわかり、応用力が養えます。文法的に誤った例文までヒットするWeb検索と違い、正しい例文しか収録されていない点でも安心です。
『調べる』ボタンを押して単語を入力し、検索方法や検索辞書は後から選べるつくりなので、色々な辞書を切り換え見比べて学ぶという、きっかけづくりにも有効だと思います。

初見の英単語は『テキスト読み上げ』で発音をチェック

英語学習でよくあるのが「発音がわからない」というケース。質問してくる学生に対しては「電子辞書なら耳で聴けるよ」と教えています。
Brainは違和感のない合成音声で、英単語だけでなく長文を連続して読み上げてくれます。
英語には「発音できなければ、聴き取ることはできない」
という考え方があります。若いうちに英語の発音をインプットすれば、将来的に必ず役に立つと思い、耳で聞いて声に出して読む学習法を薦めています。今後は『会話アシスト』機能などを活用して、より実践的な英語学習にも力を入れていきたいと考えています。

電子辞書を使いこなす“きっかけ”を与えることが大切

最近のBrainは画面が大きく、液晶もキレイです。なめらかなフォントで見やすく文字を拡大して読めるなど、紙の辞書にはない利点があります。
そんなBrainを使えば効果的に英語を学べるのに、使いこなせていない学生が大半です。そこで様々な英語パズルを考案しました。例えば、六角形のマス目が並んだシートを英単語で埋め、縦・横・斜めでクロスワードを成立させる「ヘキサクロス」は、『ワイルドカードサーチ』が学べるパズルです。
以前、電子辞書を使う班と紙の辞書を使う班で対決させたところ、電子辞書を使った方が圧倒的に早くパズルが完成し、生徒からも「電子辞書はすごいと思った」という声が上がりました。課題として楽しみながら取り組むことで、受験にも英検®にもTOEIC®テストにも活用できるBrainを、使いこなすきっかけになればと願っています。

〈授業を受けた生徒たちの声〉

電子辞書はすごいと思った。

ワイルドカードに非常に役に立った。

知らなかった単語が多く出てきて、電子辞書っておもしろいと思った。

電子辞書の様々な使い方が学べて役に立った。

まとめ

  • 語彙を増やすことが、英語力を高めるための近道。
  • Brainの『例文検索』で多彩な例文に触れながら語彙を増やせば、記憶に残りやすく、文法や応用力の強化も図れる。
  • ネイティブ音声の単語の発音や自然な音声の『テキスト読み上げ』で単語や英文を聴き取り、ヒアリング力も養える。
  • 単語を調べる以外にも、英語学習の幅広い使いみちがあるため、まずは電子辞書の使いこなし方を身につけることが大切。