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表示方式

表示の原理

ページの図のような仕組みをひとつの表示単位として、これを並べることで実際のディスプレイができあがります。表示のしかたには、次のような方式があります。

1.セグメント方式

細長い表示単位を「8の字」型に並べて、数字を表示する。
セグメント方式

2.ドットマトリックス方式(文字表示)

表示単位を縦横の行列に並べて、文字を構成する。
ドットマトリックス方式

3.ドットマトリックス方式原理(グラフィック表示)

表示単位を縦横の行列に並べて、図形などを描く。
ドットマトリックス方式原理

カラー表示の原理

一つひとつの表示単位の上にカラーフィルターをかけることで、カラー表示が可能になります。ドットマトリックス方式の場合、光の3原色であるR (レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の3種類のフィルターを用いて、赤・緑・青のそれぞれのドットをつくり、その組合せでさまざまな色を表現することができます。

表示の形態

液晶を通る「光」には、外光やランプなど周囲の光源を利用します。光源との位置関係で、表示形態が分類されます。

透過型(液晶テレビ)
1.透過型(液晶テレビ)

反射型(液晶電卓、液晶時計)
2.反射型(液晶電卓、液晶時計)

投影型(液晶プロジェクション)
3.投影型(液晶プロジェクション)