デジタル放送の受信の設定を個別に行うときは
デジタル放送用アンテナの設定をする
- デジタル放送用のアンテナの接続を変更したときなどは、再度アンテナ設定画面を見ながらアンテナ電源の設定やアンテナの向きを調整します。(初めて設置するときや引っ越したときなどは、「かんたん初期設定」を行ってください。)
- 地上デジタル放送にはアンテナ電源入/切の設定はありません。
アンテナ電源の設定
項目 |
内容 |
オート |
|
入 |
|
切 |
|
アンテナ設定画面について
- 共聴アンテナなどに接続したときの「BS・CSアンテナ電源」の設定を誤って「入」にしたり、新しくアンテナの接続を変更したりした場合で、「アンテナ線の接続や設定に不具合がありますのでアンテナ電源を「切」にしました。受信できない場合は、本体の電源を切ってから、アンテナの接続を確認してください。」などのお知らせが表示されたときは、電源を入れ直してください。
- アンテナ設定画面を消すときは、[終了]ボタンを押してください。
アンテナの電源の設定を変える/電波の強さ(受信強度)を確認する
- アンテナに電源を供給するかどうかの設定と、受信強度の確認・調整をします。
- アンテナ電源供給の設定は、アンテナに対して電源を供給するためのものです。もし、本機とアンテナの間にブースターなどの機器を接続して使用される場合は、専用の電源が必要です。
1 |
[BS]ボタンを押し、BSデジタル放送を選ぶ
|
2 |
ホームメニューから「設定」-「(視聴準備)」-「テレビ放送設定」を選ぶ |
3 |
「アンテナ設定」を選ぶ |
4 |
「電源・受信強度表示」を選ぶ |
◆アンテナに電源を供給するための設定
5 |
BS・CSアンテナ電源で、「オート」「入」「切」のいずれかを選ぶ |
◆受信強度の調整
6 |
受信強度が最大になるように、アンテナの向きを調整する
|
7 |
調整が終わったら[決定]ボタンを押す
|
- 手順6で「受信状態:良好です。【A】」と表示されないときは、アンテナ受信強度に関するエラーメッセージをご覧になり適切な処置を行ってください。
- 手順5または手順6の画面で、「受信状態一覧へ」を選び決定を押すと受信状態一覧画面が表示されます。
- 受信強度表示はアンテナの角度の最適値を確認するためのものです。表示される数値などは、具体的な受信強度などを示すものではありません。(表示される数値は、受信C/N※の換算値です。)
※ 受信C/Nとは放送に関する信号とノイズなどの不要な信号の割合です。
デジタル放送の受信強度の確認(信号テスト)をするときは
- 各デジタル放送の信号テストができます。
(例)BSデジタル放送の信号テストをする
1 |
「アンテナの電源の設定を変える/電波の強さ(受信強度)を確認する」の手順1~3を行い、「信号テスト-BS」を選び、決定する |
2 |
カーソルボタンで確認したい項目を選び、決定する
|
3 |
カーソルボタンで「終了」を選び、決定する
|
地上デジタル放送・110度CSデジタル放送の受信強度の確認(信号テスト)について
- 手順1で「信号テスト−地上D」または「信号テスト−CS」を選び、[決定]ボタンを押します。あとは同じ要領で行ってください。
周波数設定について
- 手順1で「周波数設定」を選ぶと、新しい衛星が追加されたり現在の衛星が故障したりした場合などに、新しい周波数を入力することで受信に必要な情報を取得できます。
- 通常は、設定する必要はありません。
- (例:BS15のアンテナ受信周波数11996を入力すると15chの受信強度が表示されます。)
お住まいの地域向けの地上デジタル放送を受信するために(地域選択/郵便番号設定)
- 地上デジタル放送の地域情報(緊急ニュースなどの文字情報やデータ放送などの地域情報)をお住まいの地域に合わせる設定です。
地域選択
1 |
ホームメニューから「設定」-「(視聴準備)」-「テレビ放送設定」を選ぶ |
2 |
「地域設定」を選ぶ |
3 |
「地域選択」を選ぶ |
4 |
お住まいの地域を設定する |
- 地域選択を変更した場合は、あとで「チャンネル設定」から「地上デジタル-自動」を行ってください。
郵便番号設定
1 |
ホームメニューから「設定」-「(視聴準備)」-「テレビ放送設定」を選ぶ |
2 |
「地域設定」を選ぶ |
3 |
「郵便番号設定」を選ぶ |
4 |
数字ボタン(チャンネルボタン)で郵便番号を入力する |
- 入力した番号を修正するときは、修正したい欄を左右カーソルボタンで選び、数字ボタン(チャンネルボタン)で数字を選び直します。
地上デジタル放送のチャンネルを追加したり設定をやり直すときは
- 地上デジタル放送のチャンネル設定を再度行う場合の手順です。チャンネル設定の前に、必ず「地域設定」をしてください。
1 |
地上デジタル放送を選局する |
2 |
ホームメニューから「設定」-「(視聴準備)」-「テレビ放送設定」を選ぶ |
3 |
「チャンネル設定」ー「地上デジタル」を選ぶ |
4 |
「地上デジタル-自動」を選ぶ |
5 |
「する」に設定する |
「地上デジタル-自動」を行った後で、新しく放送が開始されたチャンネルを追加するときは
- 「地上デジタル-自動」の代わりに「地上デジタルー追加」を選びます。すでに登録されているチャンネルはそのまま残り、新しく確認されたチャンネルが追加されます。追加が終わったら、「終了」で[決定]ボタンを押します。
地上デジタル放送のCATV(ケーブルテレビ)放送対応について
- CATVによる地上デジタル放送の視聴については、お客様が契約されているCATV会社にお問い合わせください。
- 本機で受信できるケーブルテレビ(CATV)の方式は、「パススルー方式」(UHF帯、ミッドバンド[MID]帯、スーパーハイバンド[SHB]帯、VHF帯)です。
- CATVパススルー方式とは、CATV配信局が地上デジタル放送を、内容はそのままでCATV網に流す放送方式です。この方式では、地上デジタル放送が本来使っているUHF帯のチャンネルとは異なる他のチャンネルに周波数を変換して再送信することがあります。
デジタル放送のチャンネルの個別設定
- 登録したデジタル放送のチャンネルは、次の設定内容を変更できます。
項目 |
内容 |
数字ボタン |
|
枝番 |
|
スキップ |
|
1 |
[地上D][BS][CS]ボタンのいずれかを押し、デジタル放送を選ぶ
|
2 |
ホームメニューから「設定」-「(視聴準備)」-「テレビ放送設定」を選ぶ |
3 |
「チャンネル設定」を選ぶ |
4 |
「地上デジタル」「BSデジタル」「CSデジタル」のいずれかを選ぶ
|
5 |
「地上デジタルー個別」を選ぶ |
6 |
①上下カーソルボタンで変更したいチャンネルを選び、決定する ②左右カーソルボタンで「数字ボタン」を選び、決定する
|
7 |
数字ボタンで入力欄に数字を入力して、決定する
数字ボタンを置き換える場合
置き換えずに別の数字にする場合
|
8 |
「確認」を選ぶ
|
地上デジタル放送の受信チャンネル番号と枝番について
- 地上デジタル放送では、[1]~[12]ボタン(チャンネルボタン)の番号のほかに、3桁のチャンネル番号が付けられています。1つの放送局が複数の番組を同時に放送する場合には、3桁のチャンネル番号で区別することになります。
- 3桁のチャンネル番号は、放送地域内(都府県、北海道は7地域)ではそれぞれ別番号になっています。従って、通常は3桁で放送番組を特定できます。ただし、お住まいの地域により、隣接する他地域の放送も受信できることがあります。この場合は、3桁チャンネル番号が重複することがあります。このときは、さらにもう1桁(これを「枝番」といいます)を入力して選局することになります。
チャンネルスキップ設定
- 通常の選局時と番組表を使った選局時の、チャンネルのスキップ設定を次のように変更できます。
項目 |
内容 |
両方する |
|
番組表のみ |
|
選局のみ |
|
両方しない |
|
1 |
[地上D][BS][CS]ボタンのいずれかを押して、デジタル放送を選ぶ |
2 |
ホームメニューを表示して、「設定」-「(視聴準備)」-「テレビ放送設定」を選ぶ |
3 |
上下カーソルボタンで「スキップ設定」を選び、決定する |
4 |
上下カーソルボタンで「地上デジタル」「BSデジタル」「CSデジタル」のいずれかを選び、決定する |
5 |
手順4で「地上デジタル」または「BSデジタル」を選んだ場合は、上下カーソルボタンで「放送事業者」を選び、決定する
手順4で「CSデジタル」を選んだ場合は、スキップ設定したい3桁番号の範囲を選び、決定する
|
6 |
カーソルボタンで「一括設定」または「個別設定」を選び、決定する
|
7 |
上下カーソルボタンでスキップ設定したいチャンネルを選び、決定する |
8 |
カーソルボタンで「両方する」「番組表のみ」「選局のみ」「両方しない」のいずれかを選び、決定する
|