SHARP オフィスソリューション

BIG PAD ×  TeleOffice 最新ICT活用リポート vol.3

※日経BP社の許可を得て「日経情報ストラテジー」2015年9月号広告を転載

「最先端」にこだわる旭化成のIT戦略部門が選んだ「TeleOffice」と「BIG PAD」

クラウド型Web会議サービス「TeleOffice」とタッチディスプレイ「BIG PAD」を活用したソリューションを紹介する本シリーズも3回目。前回の新人研修や会議での活用を紹介した富国生命の事例に続き、今回は旭化成の事例をご紹介。その先進性や優れた操作性が高く評価され、海外拠点や社外取引先とのやり取りで活用されている。

先進的なツールの導入によるイノベーションを期待

旭化成株式会社
情報システム部 部長
市原 格 氏

旭化成が新たなコミュニケーションツールを導入するにあたって、情報システム部部長 市原格氏には、ひとつの想いがあった。「最先端のITソリューションを展開したかったのです。誰でも使えるサービスを提供する今までの方法では、新たなイノベーションは生まれにくい。そこで、明日の旭化成を担う若者たちが、わくわくして利用するITソリューションが必要だと思いました」。

2011年当時、旭化成では拠点を越えた議論や情報共有を推進するため、音声のみのテレカンファレンスシステムに加えて、テレビ/Web会議システムの導入が増えていた。しかし、必要に応じて各事業部や拠点単位での導入が進んだため、システムの互換性が異なり接続できないという事態も生じていた。

また、その中でも、比較的多く利用されていたテレビ会議システムは、新たな拠点で導入しようとすると、イニシャルおよびランニングコストも相当かかるといった問題があり、より先進的で手軽に使え、コストパフォーマンスの高い製品やサービスを求めていた。

そこで、新たなツールとして市原氏の目にとまったのが、シャープのTeleOffice。市原氏は自らショールームに出向き、自分の目で確認。クラウド型サービスで、マルチOSに対応し、資料共有も可能など、その先進的な仕組みがすぐに気に入り、採用を即決。さらに、大画面にタッチしながら使える会議用ディスプレイとして3拠点に各1台のBIG PADを導入した。

旭化成のコミュニケーションを変えた「TeleOffice」

■ 従来のテレビ会議システムは高価なうえ、資料の共有が難しかった

■ ライセンス単価が大幅に削減できるうえ、資料の共有ができ、操作性も向上

■ 従来のシステムではセキュリティに不安があった

■ 個人単位のID認証でセキュリティも強固なので、安心して利用できる

■ グループウェア連動型コミュニケーションツールでは、社外とやり取りができない

■ ゲストIDが利用できるので、海外拠点や社外とのやり取りも容易に実現 

費用対効果に優れ、先進性と使いやすさが共存

TeleOfficeとBIG PADを活用し、海外や社外との会議を円滑に実現

TeleOfficeは、インターネット経由でセキュアにゲストも参加できるので、海外スタッフや取引先との会議や打ち合わせに最適。

旭化成株式会社
情報システム部 課長
井上 千穂 氏

TeleOfficeは、遠隔地をつなぎ、映像や音声はもちろん、資料や板書も共有できる。Windows、iOS、Androidに対応し、PCのみならず、タブレットやスマートフォンなど多彩な端末で使えるので、場所に縛られず利用できる。通信の暗号化や端末単位の認証などセキュリティも強固で、FISC(金融情報システムセンター)安全対策基準に概ね準拠している。

このTeleOfficeの採用を決めた理由について市原氏は、「先進のコミュニケーションツールでありながら、導入が容易で、多彩な端末で利用でき、従来利用していたシステムに比べかなり安価な点などを評価しました。しかも、多少ITが苦手な人でも簡単に利用できる操作性も兼ね備えていました」と語っている。

旭化成では、現在TeleOfficeを主に海外拠点や、取引先など社外との会議・打ち合わせに活用している。もちろん、英語・中国語にも対応しているので、現地スタッフにも使いやすい。システム部では、2014年秋にTeleOfficeを正式のサービスメニューに加え、さらなる社内普及を目指している。

併せて導入したBIG PADについては、大画面のタッチパネルであることに加え、画面の美しさが最大のポイントだった。同社グループには図面など高精細な画像を取り扱う部門もあり、図面共有のニーズを期待。情報システム部 課長 井上千穂氏は、「図面の細かい部分まで美しく表示できる点を、高く評価しました」と語っている。

コミュニケーションツールの最先端であり続けることを期待

サービスメニューへ追加後は、徐々にID申請者が増え、現在約100IDを発行。市原氏は、「さらなる普及はこれからですが、わざわざ海外に出張しなくても、密度の濃いコミュニケーションが可能なので、今後、出張費の削減を期待しています」と語っている。

システム部にとっては管理面の負担がほとんどなく、社員からも「以前のシステムに比べて、画面が見やすく、操作性がいい」と評価は高い。さらに井上氏は、「資料を共有して、確認したい箇所を指し示せるので、コミュニケーションが確実です。また、以前のシステムはセキュリティに不安がありましたが、TeleOfficeは個人単位のIDなので、セキュリティ面も安心です。シャープのサポートや営業対応も手厚く、助かっています」と語っている。

将来像について市原氏は、「今後は、働き方や会議文化を変えていく必要があります。TeleOfficeなら、在宅勤務でも会議に参加できます。オフィスでは、壁一面が液晶パネルになっていたり、プロジェクションマッピングなどを利用して、より自然でバーチャルなコミュニケーションが実現することを期待しています」と語る。

尚、BIG PADは80V型新製品が8月より登場。3面をつなげ、資料などを左右にスライドして表示させることも可能になった。タブレットなどと同じ静電容量方式タッチパネルを採用し、操作性や書き味も一段と向上している。ディスプレイのマルチ大画面化時代に向けて、先端を走っている。

旭化成は、2016年4月に新たな中期経営計画をスタートさせる。この中期経営計画は2025年のあるべき姿を描いてから、2019年までの3年間の計画として策定する予定。市原氏は、「中期計画におけるIT戦略についても検討を始めているので、BIG PADやTeleOfficeには、これからも、常にコミュニケーションツールの先頭を走っていてほしい」と期待を語った。

企業紹介

旭化成株式会社

1922年創業。「昨日まで世界になかったものを。」をスローガンに、ケミカル・繊維、住宅・建材、エレクトロニクス、ヘルスケアの4つの領域で、グローバルにビジネスを展開。

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