CSR・環境

製品含有化学物質の管理

製品に含有される化学物質の管理

シャープは製品の環境負荷を低減し、世界各国の化学物質規制に対応するため、お取引先さまのご協力のもと、製品含有化学物質の管理を徹底しています。新規部品の採用時には「含有化学物質報告書」を納入仕様書の添付文書として提出いただいています。含有化学物質報告書は、当社指定の禁止物質、条件付き禁止物質、オゾン層破壊物質などの含有状況を報告いただくもので、部品採用の判断に活用しています。

また、部品の納入にあたってはITシステムを活用した「含有量調査」を実施しています。含有量調査は、各国の法規制対象化学物質および当社指定の化学物質に対し、部品への含有量と関連法規制の順守状況を報告いただくもので、法規制で要求される情報開示などに活用しています。

フタル酸エステル類の全廃に向けた取り組み

2015年6月、EUのRoHS指令※1において4種のフタル酸エステル類が制限物質に追加され、2019年7月22日以降の使用が制限されます。シャープは「2018年末までに4種のフタル酸エステル類を全廃」を全社目標として定め、新規採用部品への使用禁止、既存部品での含有状況の調査、含有が判明した部品の代替などを推進しています。

chemSHERPA導入説明会の実施

chemSHERPA※2は、製品に含有される化学物質の情報をサプライチェーン全体で効率的に伝達することを目的に、経済産業省主導で開発された情報伝達スキームです。

シャープはchemSHERPAの推進に賛同し、社内で運用中のITシステムへchemSHERPAを導入しました。2017年10月からの移行期間を経て、2018年4月にはchemSHERPAへの完全移行を完了しました。

移行にあたっては、日本国内・海外の拠点の担当者に対する研修と、日本国内のお取引先さまを対象とした導入説明会を実施しました。

chemSHERPA導入説明会(幕張ビル)

  • ※1 「電気・電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限」に関するEU指令。2006年7月1日以降、EU市場に上市される電気・電子機器について、鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB、PBDEの6物質の使用を制限。2019年7月22日以降、4種のフタル酸エステル類(DEHP、BBP、DBP、DIBP)を制限対象に追加。
  • ※2 電気電子分野の国際規格IEC62474に準拠